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2004年07月13日(火) 16時54分

姿も味もタラバそっくり、食べてみるカニ?アブラガニ読売新聞

味はほとんど変わらないというタラバガニ(右)とアブラガニ(北海道網走市の小売店で)    見た目も味も全国ブランドのタラバガニそっくりで安価なアブラガニが、この夏、北海道観光で注目を浴びそうだ。

 アブラをタラバと表示販売したとして、公正取引委員会が、大手百貨店など、3店に景品表示法違反(優良誤認)の排除命令を先月出し、イメージダウンしたアブラの信頼回復が急がれるからだ。

 アブラの主産地網走市では、18日から10月末まで「網走感動朝市」が開かれる。

 「観光客は、とにかくカニを腹いっぱい食べたいもの。安いアブラがいいよ」と中心メンバー増田博さんは力を入れる。

 網走の昨年のアブラ漁獲は約260トン、タラバは約11トン。摘発はアブラ売り出しの矢先だった。公取委によると、大手百貨店の広島店で4月末、アブラなのに「ゆでたらばカニ」などと表示して売られていた。札幌市の2業者も、不正表示し販売していた。

 背景には、アブラが元々、タラバより2—3割安いことなどがある。

 カニの本場・北海道の汚名でもあり、「お客さんとの対面売りで、きちんと説明する」と、増田さんは朝市にかける。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040713-00000506-yom-soci