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2004年07月12日(月) 13時04分

「責任、突出して重い」スーフリ元代表に求刑15年読売新聞

 イベントサークル「スーパーフリー」(解散)の集団婦女暴行事件で、準強姦(ごうかん)罪に問われた元代表の和田真一郎被告(29)の公判が12日、東京地裁(中谷雄二郎裁判長)であった。検察側は論告で「前代未聞の悪質な犯行で、身勝手な欲望を満たすため、スーパーフリーの頂点に立って犯行を推奨しており、責任は突出して重い」と述べ、懲役15年を求刑した。8月24日に最終弁論が行われ、結審する。

 和田被告は、事件の計画性や首謀者であることを否認していたが、論告では「スーパーフリーを性犯罪集団に変ぼうさせ、犯行を組織化した。単なる責任逃れの弁解だ」と非難。また、「この事件が集団強姦罪の新設や性犯罪に対する法定刑の引き上げを検討する契機となった」と指摘した。

 この事件で起訴された14人のうち、和田被告以外には、同地裁で懲役10年—2年4月の実刑判決が言い渡されている。起訴された3件すべてに関与し、代表として犯行を主導したとされる和田被告は、最も重い求刑となった。

 起訴状によると、和田被告は他のメンバーと共謀し、2001年12月から昨年5月にかけて、東京都豊島区の自宅兼事務所や東京・六本木の居酒屋で開いたパーティーで、泥酔させた女子大生3人に乱暴した。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040712-00000204-yom-soci