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公共料金やクレジットカード決済などの口座引き落としを電子メールで事前に預金者に通知する新サービスを、三井住友銀行が８月下旬から始める。銀行業界では初めての試み。給与などの振り込み入金を直後にメール通知するサービスも同時に始める。振り込みや残高照会などインターネットを介した取引件数が急増しており、利用者から要望が多いためという。
電気、ガス、水道など公共料金のほか、新聞代、インターネットショッピングの支払いなどで自動口座引き落としの契約をしていれば、通知対象となる。利用料は月額１０５円。ただし、住宅ローン返済など銀行が個人口座から引き落とす場合や定期的に別の口座に振り込む定額自動送金は対象外となる。
引き落としの前日（引き落としが月曜日の場合は金曜日）に予定日や金額、内容などが通知される。メールアドレスは携帯電話や自宅パソコンなど３カ所まで登録できる。申し込みは８月２３日から同行ホームページか支店にある端末を通じて受け付ける。
三井住友銀のインターネットを使った取引件数（携帯電話含む）は今年６月、約６５０万件に上った。３年前に比べると、６倍以上の急増ぶり。ネット利用者から最も多く寄せられていた要望が出入金のメール通知だったという。
(07/09 07:09)