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2004年07月06日(火) 19時03分

粟野町の三菱ふそう事故 鹿沼署が再捜査 ハブ任意提出で、再現実験へ /栃木毎日新聞

 5月に粟野町で三菱ふそう製の大型ダンプカーが対向車と衝突した事故で、宇都宮市の男性(60)が宇都宮地検と県警に捜査のやり直しを求めていた問題で、鹿沼署は事故の再捜査を始めた。男性は「リコール対象の後輪ハブの破断が事故につながった」としているが、同署は事故を起こしたダンプカーのハブを三菱ふそうから任意提出を受け、今後、再現実験などをして、ハブの破断と事故の因果関係を捜査していく方針。
 同署は警察庁と宇都宮地検の指示を受け、1日に本格的に再捜査を開始した。その後、県内の三菱ふそうに残っていたハブの提出を受けた。今後は、警察庁の科学警察研究所の関連施設(茨城県つくば市)で、提出されたハブによる再現実験に加え、ハブが破断した時期や破断とブレーキとの関係、さらに同種車両との比較などの捜査を進めて、破断と事故の因果関係を調べる。
 また、栃木陸運支局(宇都宮市八千代1)は、三菱ふそう製の車に限定した街頭検査を近く実施する。リコール対象車の簡易検査とともに、利用者に対して販売会社での検査を勧める。特定メーカーの検査は極めて異例という。
 同支局は先月末に国土交通省から通達を受け、これまでの窓口対応と整備会社への呼びかけに加え、今回の検査をする。関係団体など約30人体制で、早ければ今月中旬にも実施する。【関東晋慈、吉井理記】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040706-00000002-mai-l09