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東京２３区と三鷹・武蔵野地区にある法人タクシーのサービスランク（０４年度版）を、財団法人東京タクシーセンターが公表した。対象の２５６社を「ＡＡ」から「Ｃ」まで４ランクに分けた。昨年に比べて「ＡＡ」と「Ｃ」が急増、サービスの二極化が進んでいる。
行政処分や運転手の接客態度に対する苦情の件数で採点した。
「ＡＡ」は交通違反などの違法行為が無く、苦情もほとんどない▽「Ａ」は違法行為は無いが、多少の苦情がある▽「Ｂ」は違法行為はあったが、苦情は比較的少ない▽「Ｃ」は違法行為があり、苦情も多い—の基準。「ＡＡ」は８８社（０３年度６９社）、「Ａ」は６９社（同１０７社）、「Ｂ」が５５社（同５１社）、「Ｃ」が４４社（同２１社）の結果になった。
同センターは「サービス向上に努力する企業がある一方、規制緩和による台数増加で競争が激しくなり、無理をして違反や事故を起こす運転手も増えている。タクシーによっては、ＡＡのランキングステッカーを張っているので参考にしてほしい」と言っている。
「ＡＡ」、「Ａ」の社名は、同センターのホームページに掲載されている。「Ｂ」「Ｃ」の社名は「努力中」ということで公表はしていない。
(07/03 16:11)