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2004年07月02日(金) 11時56分

採血器具に不具合、回収 日赤の安全対策に遅れも共同通信

 日本赤十字社(東京)が血小板の成分献血で使用している器具の針キャップに小さな穴が開いた不具合が見つかり、販売元のバクスター(東京)が自主回収していたことが2日、分かった。
 日赤血液事業部によると、この不具合による献血者への健康被害はないが、同社が献血血液の安全対策の一環として10月に予定している血小板の白血球除去の実施時期に影響する恐れがある。
 日赤などによると、不具合があったのは血小板採血装置「アミカスアフェレシスキット」。6月上旬、日赤の血液センターから穴あきの指摘があり、バクスターが厚生労働省に報告。外部の菌が混入して採血針が汚染される危険があるため、同社が回収を始めた。
 日赤は昨年、献血時の高感度検査をすり抜けてエイズウイルスなどが混入するケースが問題化したのを受け、8項目の安全対策を実施中。白血球除去はその一つで、細菌混入や輸血の副作用を防ぐ効果がある。(共同通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040702-00000076-kyodo-soci