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2004年07月01日(木) 00時00分

吉野家、赤字転落へ 東京新聞

 吉野家ディー・アンド・シーは三十日、二〇〇四年八月中間連結決算について、売上高を当初予想の六百二十七億円から五百九十六億円に、経常損益も十一億円の黒字から十五億円の赤字に、それぞれ下方修正すると発表した。経常赤字は通期を含めて一九九〇年の店頭公開以来初めて。

 牛海綿状脳症(BSE)発生による米国産牛の輸入禁止で牛丼販売の休止に追い込まれ、売り上げが減少。さらに「豚丼」などの新メニューも材料調達にコストがかかり、収益を圧迫した。

 〇五年二月期も、経常損益を当初予想の四十一億円の黒字から九億円の赤字に、純損益も三十一億円の黒字から十八億円の赤字に下方修正した。

 記者会見した安部修仁社長は配当について、中間期は予定通り千六百円にするが、未定としていた期末は「減配せざるを得ない」と述べ、前期末の実績千六百円を維持できないとした。

 相次いで投入した新メニューも「(利用者にとって)ばらついていて、よく分からないところがあった」と反省。「豚丼」など四品目を主力とし「マーボー丼」や「いくら鮭(さけ)丼」は廃止する方針を示した。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20040701/mng_____kei_____003.shtml