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2004年07月01日(木) 03時05分

警視庁、機捜隊長がセクハラ 部下の女性にストーカー行為 停職1カ月処分へ産経新聞

52歳警視「反省している」
 警視庁刑事部の第三機動捜査隊長を務める警視(五二)が、部下の女性職員の手を握って抱き寄せたり、ストーカーまがいのセクハラ行為を繰り返していたことが分かり、警視庁人事一課は三十日、この隊長を地方公務員法に基づく懲戒処分の「停職一カ月」とする方針を固めた。隊長は聴取に対して事実関係を認めたうえで、「反省している」と話し、退職を申し出ている。幹部警察官がセクハラ行為で懲戒処分を受けるのは極めて異例。
 人事一課の調べによると、隊長は今年三月初旬ごろ、職場で当直勤務中の女性職員の手を握り、抱き寄せようとした。その後、職場の温泉旅行中の宿泊先で飲酒のうえ理由もないまま、女性職員の部屋に出入りするなどの迷惑行為を繰り返した。五月下旬までの間には女性職員の自宅近くまで押しかけたうえでカラオケに誘ったり携帯電話やメールで「会いたい」と十数回にわたり一方的な連絡を行い、女性職員に不快感を与えていた。
 女性職員がかつての上司らに「たび重なる隊長のセクハラ行為に迷惑している」と相談したことから発覚。人事一課が調査を進めていた。
 隊長はセクハラ行為をした際は飲酒していたことが多かったという。聴取に対し、「酒を飲むと女性職員に親近感を持って接してしまった。結果的に不快な思いをさせてしまったことに反省している」と話している。
 警視庁では幹部警察官のセクハラ行為について「厳粛に受け止め処分したい」としている。
 機動捜査隊は刑事部に所属し、殺人、強盗などの初動捜査を担当する部署。警視庁では地域別に、第一、第二、第三と三つの機動捜査隊で構成され、三機捜は多摩地区を担当している。(産経新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040701-00000020-san-soci