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2004年06月24日(木) 16時35分

メーリングリストに「出会い」ではなく「情報」を求める傾向japan.internet.com

アイブリッジ株式会社 は2004年6月24日、インターネットリサーチサービス「リサーチプラス」で、2003年に引き続き「PCでのメーリングリスト(ML)の利用」についてのアンケート調査を行い、その結果を発表した。

この調査は、インターネットユーザー1,000名(男性746名・女性254名)に対して行ったもの。

調査結果によると、プライベートでMLを利用しているユーザーは26.5%で、2003年に比べ4ポイント以上増加していた。利用方法としては、「普段なかなか会えない仲の良い友人間での情報共有・交換」が24.5%で最も多く、次いで「会うことは無いが、オンライン上からの情報交換・収集に」が22.3%、「サークルなどで、予定やスケジュールなどの情報共有に」が21.5%、「いつも会っている仲間との情報共有や暇つぶし」が16.2%、「興味分野での新しい情報や出会いを求めて」が13.2%という結果だった。

内容を2003年と比べると、「興味分野での新しい情報や出会いを求めて」が約9ポイント減少しているのに対し「会うことは無いが、オンライン上からの情報交換・収集に」が3ポイント増加しており。「出会い」ではなく「情報」を求めて参加するユーザーが増えていることがわかった。

MLを利用していて便利と思う点としては、「多くの友人と自動的に情報を共有できる」など、2003年と同様の意見も多く見られたが、今年は「わざわざ探さなくても情報が手に入る」「定期的に興味のある情報が入手できる」「専門家ではなく一般の人の意見が聞けるので勉強になる」といった、情報自体の収集についての利点が多く挙げられたとのこと。

不便と思う点では、ほとんどの人が「特にない」としているほか、「顔が見えないので本当に届いているかどうかわからない」「誹謗中傷が起きやすい」「必要な情報とそうでない情報のふるいをしなければならない」など2003年も挙がっていた事柄のほか、今年は「ウィルスが届くようになった」「メンバーによってメールチェックの頻度が異なるので、ひとつの課題がまとまるまでに日数がかかる」との声も見られた。

「MLを利用したことがない」とした73.5%のユーザーに、その理由を尋ねたところ、「必要があれば直接メールすればいいから」が31.6%、「MLに入会するような機会がない」が26.1%、「不要なメールが多くなって煩わしいから」が21.1%、「プライバシーやセキュリティ面で不安だから」が14.2%、「知らない人に悪口を書かれるのがやだから」が1.9%と、2003年とほぼ同じ結果になった。「MLが何だかわからない」というユーザーも依然として存在していたという。



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