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2004年06月23日(水) 01時49分

三菱製トラック、出火事故が相次ぐ読売新聞

 三菱製のトラックの出火事故が各地で相次いでいる。

 22日午後4時50分ごろ、富山市大島の市道で、同社製トラック(2トン)のエンジン付近から火が出ているのを走行中の男性運転手が気付き、近くの空き地に停車した。運転手と助手席の男性にけがはなかった。トラックは、現在の三菱ふそうトラック・バスが1997年に製造した「キャンター」。運転手らは読売新聞の取材に対し、「信号で止まっていたら、煙が出ているのに気付いた。ちゃんと車検は受けていた」と話している。県警は23日に検証を行い、出火原因を調べる。

 これより先、22日午前11時15分ごろ、北海道網走市の国道244号沿いの空き地に停車中の軽トラックから出火、助手席などを焼いた。運転していた男性にけがはなかった。軽トラックは98年製「ミニキャブ」。三菱自動車によると、燃料キャップなどの不具合で2000年9月にリコールを届けている。この車はすでに改修を済ませているという。道警網走署の調べによると、男性が国道を走行中、エンジン音の異常で停車したところ、直後にバッテリー付近から出火したという。

         ◇

 佐賀県神埼町の長崎自動車道上り線で21日夜、火災を起こした大型トラックは、「ザ・グレート」で、ハブベアリング(後輪の軸受け)に不具合があり近くリコールを届け出る予定だったことが22日、分かった。三菱ふそうトラック・バスは、「今回の出火部分は後輪を動かすドライブ軸と見られ、ハブベアリングとは異なると現地社員から聞いている」としており、県警などとともに原因解明を急ぐ。同社によると、リコール予定のハブベアリングは、リアブレーキとドラムの接触熱でタイヤが出火する恐れがあるという。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000315-yom-soci