悪のニュース記事

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2004年06月20日(日) 15時01分

2大政党制、色あせた=共産党・志位和夫委員長【参院選・党首インタビュー】時事通信

 −共産党のセールスポイントは。
 本物の改革の党だと訴えたい。どの党も改革を叫ぶが、小泉内閣の「財界主役、アメリカいいなり」のゆがんだ政治の根本に手を着けることを主張しているのは共産党しかない。
 −党勢低迷に歯止めは掛かるか。
 与党の反共攻撃や小泉政権の誕生が逆風となり、2大政党制の流れも響いた。それに踏みとどまってきたこの6年間だが、今度の選挙で反転攻勢に踏み出したと言える成果を出したい。2大政党制は色あせつつある。奮闘いかんで前途が開けるようになってきている。
 −若年層対策が不十分では。
 若い人の間ではイラク問題への関心や雇用を守る運動が広がり、わたしも集会によく呼ばれる。そうした動きと党が連動する感じになっている。
 −比例代表の目標を5議席に絞るなど「守りの戦い」を強いられているが。
 比例5議席を取るには610万票、昨年の総選挙の33%増の得票が必要。その意味ではリアリズム(現実)の見地に立ちながらの攻めの選挙だ。
◇無党派層に訴える
 −投票率低下が懸念される。
 投票しない人は政治に無関心ではない。今の政治が問題だと思いながらも、(投票せずに)模索している人たちなので、本当に信頼に足りうるのは共産党だと訴え掛ける取り組みをしていきたい。(続)(時事通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040620-00000110-jij-pol