2004年06月19日(土) 00時00分

点検商法に注意 鈴鹿市内で訪問セールス多発 （東京新聞）

　鈴鹿市内で市役所との関係を装って、宅内排水管の点検や清掃を行い、代金を求める訪問セールスが多発している。

　こうしたセールスは、下水道が普及している神戸、玉垣地区などで増えている。「市役所に頼まれたので排水管の点検にきた」「今、近くで下水道工事をしている。下水道を点検させてほしい」と市役所と関係していると思わせながら、点検や清掃をして代金を請求するという。

　市下水管理課は安易に点検や清掃をしてもらうと、高額の代金請求やトラブルになることがあるとし、「市が宅内排水の点検や清掃を民間会社に依頼することはないので注意を」と呼び掛けている。

　不審な場合は名刺をもらい、相手の連絡先や氏名を確認する。また、その場で契約せず、家族や下水管理課に相談することを勧めている。問い合わせは同課＝電０５９３（８２）７６４１＝へ。（野呂真聡）

http://www.tokyo-np.co.jp/00/mie/20040619/lcl_____mie_____009.shtml