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2004年06月18日(金) 21時31分

三菱自、ワゴン車でも車両火災 未調査2万件から発覚朝日新聞

 三菱自動車の欠陥隠し問題で、同社が把握していない過去のクレーム(不具合情報)関係書類が、全国の三菱系販売会社に約2万件残っていることが18日、わかった。これらの書類からは、96年に神奈川県横須賀市で、電気配線の欠陥が原因と疑われる車両火災が起きていたことも判明した。一連の大型車の欠陥隠し問題を受けて始まった、乗用車部門の社内調査の不十分さが指摘されそうだ。

 同社では、顧客からのクレームは販売会社から「商品情報連絡書(商連書)」で知らされる。

 商連書の保存年限は3年。乗用車のヤミ改修問題について公表した2日の説明では、過去3年分の商連書約5万5000件を調査し、「人身事故や火災はなかった」と言明していた。

 ところが、16日に全国234社の販売会社に対し、保管している商連書すべての提出を要請したところ、古いものでは89年の書類も存在していることが判明した。書類の中には、96年9月に横須賀市で起きた車両火災についての報告も含まれていた。

 火災が起きたのは、94年7月に新車登録したワゴン車「デリカスペースギア」で、走行中にエンジンルームから煙が出た。車を路肩に寄せたところ、出火したという。

 同社が調べたところ、同じ時期に製造された同型車約2500台には、エンジンルームの電気配線の束が車体とこすれ合う欠陥があった。最悪の場合、ショートして計器の故障や火災を起こす恐れがある。同社は18日、この車種のリコールを届け出た。

 また、同社は同日の記者会見で、商連書のほか、クレームに関する対策会議議事録、顧客相談窓口の受付記録なども調査対象に含めていなかったことを明らかにした。今後、こうした書類についても対象に含め、7月末までに調査を終える方針だ。(06/18 20:40)

http://www.asahi.com/national/update/0618/038.html