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インターネット接続サービス「ヤフーＢＢ」の契約者情報が流出した事件で、東京地検は１８日、無職冨安泰生（２４）と同森琢哉（３５）の両容疑者を恐喝幇助（ほうじょ）の罪で起訴した。警視庁は恐喝未遂容疑で逮捕したが、東京地検は「主体的に恐喝しようとしたとは認められなかった」と判断した。
起訴状によると、冨安容疑者は昨春、同サービスを運営するソフトバンクＢＢ（本社・東京都中央区）の元派遣社員だった知人が退職後も接続用ＩＤやパスワードを入力して同社の保守管理用サーバー経由で顧客データベースに侵入したのを盗み見て、知人のＩＤなどを記憶。今年１月、新宿区内のインターネットカフェで同社のコンピューターに侵入して約４６０万人分の顧客情報を引き出した。知人の森容疑者がこれを聞き、義父で元右翼団体会長の森洋被告（６７）＝恐喝未遂罪で公判中＝に伝え、洋被告が恐喝を計画したとされる。(06/18 19:16)