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2004年06月11日(金) 22時17分

プール熱に注意呼び掛け 過去10年で最多発生共同通信

 プール熱と呼ばれ、発熱やのどの炎症、目の痛みが起きる咽頭(いんとう)結膜熱の発生報告が今年に入り、過去10年間の同じ時期と比べて最多の状態で推移していることが、厚生労働省などの調査で11日、分かった。
 咽頭結膜熱はアデノウイルスが病原体の感染症で、主に夏に流行する。プールを介しての流行拡大が心配されるため、同省は文部科学省と協力し、週明け以降にも保育園や小中学校に予防上の注意事項などを呼び掛ける。
 同省などは、全国約3000の小児科病院を対象に定点観測し、1週ごとに集計している。報告総数を対象病院数で割った定点当たり報告数は、今年に入っていずれの週も、過去10年で最多。
 都道府県別で多いのは福井、宮崎両県で、福島、石川、奈良、徳島などの各県でも目立つ。
 咽頭結膜熱は潜伏期間が5—7日間で、発熱などの症状は数日程度続く。子供で多く起き、学校で集団発生することもある。同省などは、プールの水の適切な消毒、手や目をよく洗うことが必要、としている。(共同通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040611-00000290-kyodo-soci