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2004年06月08日(火) 20時55分

電気通信の「架空請求」トラブル、7・4倍に読売新聞

 総務省の電気通信消費者相談センターに寄せられた2003年度の苦情・相談のうち、身に覚えのない高額の料金を請求される「架空料金請求」のトラブルが前年度の7・4倍の4119件に急増したことが8日、同省のまとめで分かった。

 請求時に弁護士事務所や電気通信関係団体を名乗るなど悪質なケースが目立っており、総務省は「不用意に連絡しないように」と呼びかけている。

 まとめによると、苦情・相談件数は前年度比17・4%増の8796件で、7年連続で増加した。

 このうち、半数近くが「架空請求」に関するものだった。

 具体的には、「利用した覚えのないアダルトサイトの情報料の支払いを求めるメールが来た」などの内容で、「悪質な架空請求業者ではない」などと断ったうえで、巧妙に請求してくる例が増えているという。

 次いで多かったのは、ADSL(非対称デジタル加入者線)関連の360件で、「契約通りの通信速度が出ない」などだった。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040608-00000012-yom-bus_all