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長崎県佐世保市で、小学６年の御手洗怜美（さとみ）さんがカッターナイフで切られて死亡した事件で、家裁送致された女児（１１）は県警に対し、「怜美さんから自分のホームページ（ＨＰ）の掲示板上に『ぶりっこ』などと書き込まれた時に、この世からいなくなれと思った」と話していることがわかった。県警が事件後に調査した際、書き込みは残されていなかったが、女児は「自分で消した」と話しているという。
県警のこれまでの調べでは、「ぶりっこ」などの書き込みは事件の４日ほど前に、怜美さんが女児のＨＰに書き込んだと見られる。女児は、怜美さんのＨＰに「やめてほしい」という内容の書き込みをしたが、さらに怜美さんから同様の趣旨の書き込みをされた、と県警に説明している。こうしたやりとりは消されており、県警もＨＰ上では確認していない。
女児はそれ以前にも、怜美さんを含む複数の同級生とおんぶなどをしてふざけあった時に「重い」と言われたことが「自分のことだと思った」と話しており、県警は、女児が怜美さんに対して募らせた不満がＨＰ上の書き込みで増幅された可能性があると見ている。(06/08 12:14)