2004年06月07日(月) 20時48分

「アガリクス」販売で脱税、販売会社元社長に実刑判決（読売新聞）

　アガリクスというキノコの販売で業績を伸ばし、売り上げを隠したとして、法人税法違反（脱税）の罪に問われた健康補助食品販売会社「星田化学」（東京都中央区）の社長山田和明被告（６５）の判決が７日、東京地裁であった。

　飯田喜信裁判長は「自宅取得目的の身勝手な犯行で酌量の余地はない」と述べ、懲役１年８月、罰金２０００万円（求刑・懲役２年６月、罰金２５００万円）の実刑を言い渡した。また、法人としての同社についても、罰金１億５００万円（求刑・罰金１億２６００万円）とした。

　判決によると、山田被告は２０００年８月までの２年間で、同社と、同社の前身にあたる「サテラ」（解散）の所得約１６億４８００万円を仮名口座に入金するなどして隠し、法人税約５億４００万円を脱税した。（読売新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040607-00000212-yom-soci