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長崎県佐世保市で小６女児がカッターナイフで切られて死亡した事件に関連して、テレビ局でドラマの放送延期や中止が相次いでいる。テレビ東京に続いて、ＮＨＫ、フジテレビ、ＴＢＳが４日、それぞれ番組差し替えを決めた。
ＮＨＫが放送中止を決めたのは、５日午前１０時から教育テレビで再放送を予定していた「中学生日記〜私たちの名前はどの辞書にも載ってない」。男子生徒がカッターナイフで自分の腕を傷つけようとする場面が出てくるため、同じ「中学生日記」の別の回に番組が差し替えられた。
フジテレビは、４日午後９時から予定していた２時間ドラマ「結婚相談員 末永卯月の推理案内状＜５＞」の放送を急きょ延期した。同局広報部は「刃物を犯行に使用する場面があるため、今回の事件に配慮した」としている。またＴＢＳは、関東地区で５日午後３時３０分から予定していた２時間ドラマ「ざこ検事・潮貞志の事件簿」の再放送を別の番組に差し替えた。