2004年05月21日(金) 00時00分

悪徳商法や架空請求にご用心 飯田消費生活センターがちらしで啓発 （東京新聞）

　五月の消費者月間にあわせて、飯田消費生活センターは二十日、高森町山吹のアピタ高森店で、買い物客らにちらしを配るなど街頭啓発活動を実施した。

　街頭啓発には、地域でゴミ問題などに取り組む消費者の会の会員ら十人が参加。悪徳商法やアダルトサイトの架空請求などに注意するよう呼び掛けるちらしを配った。

　同センターによると、昨年度、同センターに寄せられた相談は一昨年から倍増し約七千七百件。そのうち、約三千四百件が架空請求に関するものという。同センターは、請求のはがきなどが届いても、基本的に無視するなどの対処法を呼び掛けている。

　街頭啓発活動は二十一日にもベルシャイン駒ケ根店で行う。また、二十六日午後一時からは飯田市追手町の同センターで、消費者月間記念講演会として、同市の弁護士、原正治さんが「弁護士から見た最近の消費者像」と題して講演する。

　問い合わせや相談は、同センター＝電０２６５（２４）８０５８＝まで。　（高井　祐介）

http://www.tokyo-np.co.jp/00/ngn/20040521/lcl_____ngn_____003.shtml