2004年05月20日(木) 00時00分

着メロ効果でトップ　「世界に一つだけの花」 音楽著作権協会使用料分配ランク （東京新聞）

　日本音楽著作権協会（ＪＡＳＲＡＣ）は十九日、二〇〇三年度にカラオケで歌われたり、携帯電話の着メロに使われるなどして同協会が徴収した著作物使用料の分配額のランキングを発表した。

　上位五曲は（１）ＳＭＡＰの「世界に一つだけの花」（２）アニメ「ドラゴンボールＺ」のＢＧＭ（３）島谷ひとみの「亜麻色の髪の乙女」（４）浜崎あゆみの「Ｖｏｙａｇｅ」（５）中島みゆきの「地上の星」。

　海外入金の分配額が最多だったのは、三年連続でアニメ「ポケットモンスター」ＢＧＭで、海外でのポケモン人気の高さを証明した。

　昨年度のＪＡＳＲＡＣの徴収総額は、前年度比約３％増の約千九十四億七千万円で過去最高。ＣＤからの徴収は減少傾向だが、ＤＶＤや「着メロ」「着うた」など、新しい形での音楽の聴かれ方が広まり、全体で増加につながったという。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040520/mng_____sya_____009.shtml