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2004年05月17日(月) 00時00分

パソコンなしでもネットオークションへ出品 福井市のビッグ、代行業でチェーン化 東京新聞

 インターネット(IN)への接続サービスを行う「ビッグ」(福井市宝永三丁目、大島承虎社長)は、INオークションへの出品代行業に乗り出した。「ハンマープライスJP」の商標を掲げ、全国での加盟店展開を図る。こうした事業のチェーン化は「全国初の試み」(大島社長)という。

 同社が四月末にスタートさせた出品代行業は、本人に代わって依頼があった商品を「Yahoo」や「楽天」などのネットオークション市場に出品する事業。手数料として八百円と落札価格の25%を落札額から差し引き、残りを依頼主に渡す仕組みになっている。

 パソコン経験がない人でもINオークションに手軽に参加できるのが最大のメリットとなっており、落札された後の商品配送や集金などの手続きはすべて、同社が代行する。現在は同社が経営するテレビゲームショップ「BIG」の県内四店舗でオークション商品を受け付けているが、持ち込まれたCDやキャンプセットなどの商品二百点以上を既にオークションに出品し、半分以上が落札されている。

 今後は加盟店を増やすことにしており、初年度は全国五十店舗まで拡大したい考え。六月には鳥取市で第一号の加盟店が誕生する。大島社長は「米国のINオークションの市場規模は二兆円以上で、日本でも今後さらに成長するはず。IN事業で蓄積した商品アピールのノウハウを生かして、個人で出品するより高値落札させられると思う」と手応えを話している。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/fki/20040517/lcl_____fki_____002.shtml