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2004年05月07日(金) 19時39分

「振動防止」と虚偽説明か 三菱側、設計変更で共同通信

 三菱自動車(三菱ふそうトラック・バスに昨年分社)の大型車タイヤ脱落事故で、同社は脱落原因の部品「ハブ」を設計変更する際に、国に対し「振動防止対策のため」と説明していたことが7日、分かった。
 1992年に最初の脱落事故が起きた当時から三菱自はハブの「強度不足」を疑っており、神奈川県警は、欠陥を指摘されないよう虚偽の説明をしていたとみている。
 調べや関係者の話によると、車軸とタイヤを連結するハブは製造時期の順にA−Fの6種類がある。92年の事故後、93年3月にC型からD型に設計変更した際、三菱自は運輸省(当時)に「振動防止対策のため」と説明した。94年のD型のマイナーチェンジ、95年のE型でも同様の説明だった。
 実際は92年の事故後、三菱自が市場に出回っていたA−Cの3種類のハブの調査した結果、B、Cについては「強度不足の疑いがある」との意見が出ていた。(共同通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040507-00000208-kyodo-soci