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2004年05月05日(水) 02時02分

前会長ら6日にも強制捜査 ブランド傷つくと虚偽報告共同通信

 1999年に広島県で起きた高速バスのタイヤ脱落事故後、製造元の三菱自動車が国に「同種の事故はなく、多発性はない」と報告した経緯について、当時の担当者が神奈川県警の事情聴取に対し「部品の強度不足を疑ったが、リコールすればブランドに傷がつくと思った」と供述していることが4日、分かった。
 県警は、こうした隠ぺい体質が2002年の横浜の母子死傷事故につながったとして、連休明けの6日にも道路運送車両法違反(虚偽報告)と業務上過失致死傷の疑いで、三菱自から分社した三菱ふそうトラック・バスの宇佐美隆前会長(63)ら当時の三菱自役員や部長ら7人を強制捜査する方針。
 内訳は虚偽報告容疑で5人前後、業過容疑で2人前後となる。
 関係者によると、三菱自は高速バスの事故後、99年7月から8月末にかけ「フロントハブ破損対応会議」を開催した。などで起き、複数のメンバーは「強度を上げたD型ハブが壊れるのはおかしい」「強度不足が原因かもしれない」と欠陥を疑ったという。(共同通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040505-00000016-kyodo-soci