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2004年04月30日(金) 18時13分

店頭では顧客に「割高感」 総額表示導入から1カ月共同通信

 消費税を含めた商品価格の総額表示が、4月1日に義務付けられて1カ月。スーパーなど小売店の店頭では、表示変更に伴う「割高感」に顧客の反応が大きく、新たな対策を迫られている。一方、中小の卸売業者などからは、納品価格の値下げ要請による「しわ寄せ」を訴える声が出ている。
 割高感を感じるのは例えば、従来は本体価格が「135円」だった商品が、総額表示で「141円」になった場合。マルエツの太田清徳社長は「140円まではいいが、『1』が付くと高く感じるという声が強い。139円などに売価を落とす対策の検討も始めた」と話している。
 しかし価格を下げても、販売数量が伸びなければ粗利益の減少は避けられない。消費者の「慣れ」を見極めたいとの見方もあり「客の動向が読み切れず、判断が予想以上に難しい」(大手スーパー)との声もある。
 さらに客からは、レシート、値札の表記について「支払う税額が分かりにくい」などの苦情が寄せられたのに加え、各地で相次いだ消費税二重取りミスも消費者の不信感を増幅させた。(共同通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040430-00000163-kyodo-bus_all