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2004年04月23日(金) 17時06分

取調室で暴行、けがさせる 人権侵害と京都府警に警告共同通信

 京都府警亀岡署で昨年4月、署員らが覚せい剤取締法違反容疑で逮捕し、取り調べ中の男性容疑者に手足を拘束する保護バンドを着用させて暴行、肋骨(ろっこつ)を折る3週間のけがをさせていたことが23日、分かった。
 京都弁護士会は「限度を超える力の行使で人権侵害に当たる」として同日までに、同府警の米田壮本部長と亀岡署長に警告書を送った。
 同弁護士会によると、同署は昨年4月10日、覚せい剤を使用したとして男性を逮捕。取調室で署員4、5人が男性を制圧するため、両手首と両足首などを革製の保護バンドで拘束して床に倒し、胸をひざで押さえ付けたり足で踏んだりした。
 男性は留置場で同日夜から胸の痛みを再三訴えたが、同署は医師の巡回日の同月16日まで放置。男性は肋骨の骨折と診断された。
 男性は起訴されて拘置中の昨年10月、人権救済を申し立て、同弁護士会が調査していた。(共同通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040423-00000138-kyodo-soci