2004年04月16日(金) 21時12分

偽ブランド品販売事件　２業者が起訴事実認める−−地裁初公判　／広島（毎日新聞）

　偽ブランド品がインターネットを通じて販売された事件で、商標法違反罪などに問われた東区上大須賀町、衣料販売業、須藤孝被告（２５）と中区住吉町、衣料品卸販売業、泊憲一被告（３３）の初公判が１５日、広島地裁であり、検察側は冒頭陳述で「須藤被告はフリーマーケットで偽ブランド品がよく売れるのを見て、自分も商売したいと思った」と動機を述べた。
　起訴状などによると、須藤被告は０３年３〜８月、インターネット上のホームページを通じ、大阪や千葉などの会社員ら３人に偽の商標を付けたＴシャツや人形計１２点を総額約２万円で販売。泊被告は偽ブランド品を韓国で仕入れ、須藤被告に卸した。両被告は起訴事実を認めた。商品は若者に人気のある東京都の洋服・玩具製造販売会社「ノーウェア」のものだった。【田中博子】（毎日新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040416-00000006-mai-l34