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2004年04月15日(木) 22時13分

三菱ふそう、後輪ハブもリコール届け出 65台で破断朝日新聞

 三菱自動車製大型車の後輪ハブの不良問題で、設計と異なる形状の後輪ハブを取り付けた不良車を販売した事実を、同社が90年秋に把握したにもかかわらず、出荷済みのまま放置していたことが15日、わかった。同社の商用車部門を引き継いで分社化した三菱ふそうトラック・バスは15日、これらの不良車を含む約2万2000台を対象にリコール(無償回収・修理)を国土交通省に届け出た。旋盤を制御するコンピューターの設定ミスが原因。不良加工は短くとも11カ月にわたって続き、その後、13年余も放置されていた。

 リコールは、89年12月〜90年12月に製造された「R−2」ハブを使用したトラック1万9934台と、90年6月〜91年2月製造の「R−6」ハブを使用したバス1835台が対象。このうち現在も使用されているのはトラック9096台、バス1513台。90年9月以降、65台で亀裂や破断が見つかった。

 同社によると、90年9月20日、三菱自動車製のカーゴで後輪ハブが破損するトラブルがあった。この車を回収してハブを調べたところ、本来の場所とは異なる場所に丸みがつけられていた。

 旋盤を動かすコンピューターのプログラムにミスがあったのが原因で、遅くとも89年12月に設計を変更して以降のハブは不良加工だった可能性が強い。同社は90年10月26日、プログラムを修正し、以後のハブは設計通りになったが、それより前の車は回収せず、問題が起こったときにのみ処置することにしたという。

 今年に入り三菱ふそうがこの不良加工の悪影響の度合いをコンピューターで解析、「当初予想より影響が大きい」との結果が3月に得られた。さらに設計通りでも、肉厚が薄く強度が不足しており、旋回を繰り返すと亀裂が発生し、走行不能になる恐れがあるとも判断した。

 同社幹部は「加工不良と肉厚不足、過積載の三つが重なって破損は起きる。一つでも欠ければこうはならない。90年当時は解析をせず、過積載が破損の原因と考えていた」と話している。

(04/15 20:34)

http://www.asahi.com/national/update/0415/025.html