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2004年04月15日(木) 07時03分

カモ肉偽装事件 「本物」半数足らず?河北新報

 「エフエス・かほく」のカモ肉偽装事件で、同社で飼育し出荷した本物の県産ガモは年間7万—7万数千羽で、佐藤文夫社長(46)が問題発覚時に明らかにした年間飼育数15万羽の半分にとどまる可能性のあることが、14日分かった。

 元従業員も「取扱量の半分以上が輸入肉だったと思う」と証言しており、宮城県警は出荷の半分を虚偽表示した疑いもあるとみている。
 元従業員の話では、加工、贈答用については本物と偽物の見分けが付きにくいとして、ほとんどが輸入ガモだったという。得意先には本ガモを回し、そうでない相手には輸入物で済ませた。詰め替えの前日に輸入肉を冷凍庫から出して解凍する準備も行っていた。

 県によると、輸入アイガモ肉の卸売価格は国産本ガモ肉の半値にとどまるという。
 虚偽表示は1997年の同社設立当初から行われ、牛海綿状脳症(BSE)問題で鶏肉の需要が高まった2001年以降に本格化したとの証言もある。
(河北新報)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040415-00000004-khk-toh