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2004年04月08日(木) 18時41分

食育推進へ実践例 道「考え方」まとめ、ホームページやパンフで紹介へ /北海道毎日新聞

 道は、食を通して生きることを学ぶ「食育」を推進する基本的な考え方「どうする『食育』北海道」をまとめた。農業や漁業が盛んな地域性を生かして、家庭や学校、地域での実践例を示して、食育の発展を目指す。
 食生活や食習慣の乱れが子供たちの健康や精神に影響を与えると心配されているほか、BSE(牛海綿状脳症)や鳥インフルエンザの発生などで消費者が安全な食品を求めるようになっており、食育への関心が高まっている。今年3月には、参議院に「食育基本法案」が提出された。
 道は、生産現場が身近にある特性を生かした食育の取り組みを道民に提案しようと、基本的な考え方をまとめた。保健福祉や農政、水産、教育など道の関係部局の職員と、農業に携わる民間人で構成する「北の大地のめぐみ愛食運動道民会議」食育部会(湯浅優子座長)が、昨年7月から検討してきた。
 考え方では、農産物や水産物の生産、食材の選び方と買い方、料理を作る、食べるの4段階での取り組みの視点を示して、農業体験ができる「ふれあいファーム」などの事例を紹介している。家庭、学校、地域で子供たちに食育を伝える方法や、小学校での食育教育の取り組みも紹介している。
 事務局の道農政部道産食品安全室販路拡大グループは「できるところから取り組み、道民が連携して食育を広げていきたい」と期待する。
 考え方は、来週にも道産食品安全室のホームページで公開するほか、市町村の教育委員会に配布したり、パンフレットで道民に配布する予定。【野本みどり】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040408-00000006-mai-hok