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ＪＲ東日本のグループ会社「東日本キヨスク」（本社・東京都千代田区）は１日、駅構内にあるコンビニ「ニューデイズ」で消費税を二重取りしていたと発表した。同日夜までに、関東地方を中心に５９店舗、約３０００件、５万円程度の二重取り額が判明しているが、今後も増える可能性があるという。
同社によると、１日から消費税込みの総額表示になるのに伴い、３月下旬に商品価格のデータを本店から、店のバーコードレジを管理する各店のコンピューターに送った。ところが、１日未明になって、多くの店で弁当やおにぎりなど一部の商品の価格がレジに正しく反映されず、バーコードを使って計算すると、消費税込み価格を税抜き価格と判断して二重取りしたという。各店は金額を手で入力したり、バーコードのデータを入力し直したりして対応した。
同社はファクスで対応を指示したが、ファクスを見落としていた店もあることから、二重取りした店の数は増える可能性があるという。客にはレシートを持参するなど二重取りを確認できれば各店で返金するという。
ニューデイズはＪＲ東日本管内のうち、新潟県、長野県を除く１都１４県で１４９店ある。(04/01 21:23)