悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2004年03月31日(水) 00時00分

携帯番号“持ち運び”は2006年度の早い時期ZAKZAK

 契約する携帯電話会社を変えても従来の番号を使える「番号ポータビリティー(持ち運び)制度」に関する総務省の研究会は30日、制度の導入を2006年度のなるべく早い時期が適当とする報告書をまとめた。

 すべての携帯会社に対し、同時期の実現に向け、運用ルールなどについて速やかに検討を始めるよう求めた。携帯会社も、システムの開発着手から2年程度の期間が必要と想定している。

 導入スケジュールが具体的に示されたことで、番号ポータビリティーの実施時期が固まった。研究会は、4月下旬に最終報告をまとめる。

 報告書では、制度導入にかかわる費用を約930億−1400億円に達すると試算。その上で、サービス導入に伴う経済効果は約2700億−3500億円に上り、導入費用を上回るとの分析を示した。

 顧客情報の流出問題が相次いでいることなどを踏まえ、利用手続きについては「個人情報と携帯番号がこれまで以上に密接に関連するため、情報を適切に管理することが必要」と強調した。

 制度の導入で、利用者は新しい電話番号を通知する手間が不要となり、利便性が向上する。携帯会社が変更しやすくなることで、総務省は料金の引き下げやサービスの充実など各社間の競争を促進させることも目指す。

ZAKZAK 2004/03/31

http://www.zakzak.co.jp/top/t-2004_03/1t2004033128.html