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北海道登別市の小学校の給食の米飯に、ミミズ１匹（体長６．５センチ）が混入していたことが１９日分かった。市内の食品業者が炊いたもので、委託している北海道学校給食会が改善を指導した。
同市教委によると、今月１０日の昼、小学校５年の一学級（児童３５人）で、給食を配膳（ぜん）しようとアルミ製の炊飯・保温容器のふたを児童が開けたところ、米飯の上にミミズが死んでいるのを見つけた。配膳前のため米飯を食べた児童はいなかった。
同給食会によると、混入経路は今のところ分からないが、炊飯・保温容器は床から１０センチの作業台に置いていたという。市教委は「考えられるとすれば排水溝からミミズが調理室に入り、それが炊飯容器に入ったということもあり得る」としている。
給食会は業者に対し、作業台の高さを６０センチにすることや、排水溝の清掃の徹底、倉庫の整理整頓などを指導した。(03/19 19:18)