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島根県教委の広沢卓嗣教育長は１９日午前１０時半から県庁で会見に臨み、「信頼を損ねる極めて重大な事態。予想していなかった初めてのケース」と釈明した。１２日には広沢教育長を本部長とする高校入試漏洩（ろうえい）問題対策本部を設置し、原因究明と再発防止に当たっているとし、「入試の信頼を回復するために、全力を挙げたい」と力を込めた。
これまでの内部調査で、部外者に見られたり、盗まれたりした可能性は低いと説明。「内部から情報が流出した疑いが大きい」と話した。一方、対策本部では、塾で事前に問題を学習した生徒たちに対して、動揺が広がらないように心のケアをしていくことを明らかにした。
(03/19 13:31)