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2004年03月18日(木) 21時13分

<週刊文春>文芸春秋の保全異議、審尋終わる 地裁決定は19日毎日新聞

 週刊文春の販売差し止めなどを命じた仮処分決定に、発行元の文芸春秋(東京都千代田区)が申し立てた保全異議を審理している東京地裁は18日、当事者から意見を聞く2回目の審尋を開いた。これで審理は終結し、同地裁は19日午後、異議を認めて仮処分決定を取り消すか、異議を却下するか決定する。却下の場合、文芸春秋側は東京高裁に保全抗告する方針。

 審尋は午後5時40分ごろから約35分間、非公開で行われた。仮処分決定を出した鬼澤友直裁判官を含まない3人の裁判官が担当し、2日間にわたる審尋や記事の内容を踏まえ、仮処分決定が妥当かどうか、合議して結論を出す。

 一方、出版禁止を求めている前外相、田中真紀子衆院議員の長女ら側は17日、同地裁に「間接強制」を申し立てた。間接強制は仮処分の効力を維持するための手続きで、「差し止めに従わない場合、制裁金を毎日支払え」との請求内容だという。

 文芸春秋によると、この日の審尋で長女ら側は約74万部が出荷・販売された点を「決定に従わなかった」と訴え、文芸春秋側は「決定文を受け取った後は、出荷、販売していない」と反論した。

 一方、この問題について田中前外相は18日、国会内で「今日は何もお答え出来ません」とだけ述べ、報道陣の質問には答えなかった。【臺宏士、小林直、月足寛樹】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040319-00000067-mai-soci