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2004年03月17日(水) 03時09分

三菱自ハブ破損、94年に「対策会議」…危険性を認識読売新聞

 横浜市で2002年1月、三菱自動車製の大型トレーラーのタイヤが走行中に外れ、直撃を受けた母子3人が死傷した事故の前の1994年6月にも同様のタイヤ脱落事故があり、事故後、同社幹部らが再発防止策を検討する会議を頻繁に開いていたことが16日、わかった。

 神奈川県警は、同社が横浜市の事故が起きる7年以上前に、タイヤ脱落が重大事故につながる危険性を認識しながら、十分な対策を講じなかった疑いがあるとみて、会議出席者らから事情を聞いている。

 三菱ふそうトラック・バス(昨年1月、三菱自から分社)によると、タイヤと車軸を結ぶ「ハブ」の破損による94年のタイヤ脱落事故は、三重県内を走行中のトレーラーが起こした。最初の脱落事故が東京都内で起きてから2年後のことだった。

 関係者によると、三菱自のトラック・バス開発本部の幹部(当時)は同年11月ごろ、「このまま放置すると大変な事態を招く」として、主要構造部分の設計や再発防止策の検討を行うための対策会議「大型車ホイル・ハブ・ボルト・ナット会議」を招集。本部長や副本部長ら数人をメンバーとし、10回以上開かれた。今年1月、県警が同社本社などに対し捜索を行った際、「会議録」が押収され、会議の存在が明らかになった。

 同社は83年以降、5回にわたり大型車のハブの設計を変更。うち横浜市の事故を起こした大型車が装着していたハブは「D型」(93年3月—95年6月製造)で、D型の破損によるタイヤ脱落事故は、この事故を含め30数台に上る。

 同社は、最初の対策会議後の95年7月、ハブの強度を高めた「E型」に設計変更した。だが、すでに車に装着されていたD型については、横浜の事故が起きるまで部品交換などの措置が講じられていなかった疑いが強く、結果として、同様の事故は増え続けたとみられる。同社は今月11日の記者会見で「横浜市で起きた事故でハブが破損することの危険性を認識した」としていた。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040317-00000201-yom-soci