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2004年03月11日(木) 20時02分

実在しない「全国紙共通の割引購読券」の販売詐欺 府内北部で相次ぐ /大阪毎日新聞

◇販売店が注意呼びかけ
 府内北部などで2月以降、実在しない「全国紙共通の割引購読券」の販売を持ちかけて、現金をだまし取る事件が相次いでいる。確認されただけで、未遂を含め計10件発生。新聞販売店の集金人を装うなど手口は巧妙で、販売店側が注意を呼び掛けている。
 府警の調べや販売店によると、「新聞屋ですけど、購読料1年分をチケットで払ってくれたら、10カ月分の代金でいい」「券は明日の朝刊と一緒に配達します」などと巧みに語りかけ、代金を徴収して、そのまま立ち去る手口。犯人は男1人で、自転車に乗って訪ねるケースが多く、年齢は20〜50歳代。主にお年寄りや主婦が狙われている。
 豊中市では2月21日、自営業の男性(69)が2年分の購読料名目で7万円をだまし取られ、豊中署に被害届を出した。尼崎市でも3月2日、無職の女性(30)が新聞販売店副所長を名乗る男に4万円を詐取され、大阪、兵庫両府県警が捜査している。
 北区では、全国紙5紙の販売店が共同でチラシ約2万枚を折り込み、読者に注意を呼びかけた。日本新聞販売協会近畿地区本部(北区)の石田一則事務局長は「全国紙共通の割引購読券などない。巧みに売りつけるので、気をつけてほしい」としている。
 【福田隆】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040311-00000004-mai-l27