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2004年03月11日(木) 19時43分

「ポスト牛丼」で火花 顧客獲得にあの手この手共同通信

 豚丼「250円セール」で呼び込みをする吉野家の安部修仁社長(中央)ら=11日、東京・有楽町    牛海綿状脳症(BSE)発生による米国産牛肉の輸入禁止で、牛丼販売の中止に追い込まれたチェーン店大手が新メニュー値下げセールや特典キャンペーンを実施するなど、顧客の獲得に火花を散らしている。
 吉野家ディー・アンド・シーは11日から5日間限定で「豚丼」並盛り1杯320円を250円に引き下げる一方、松屋フーズも「豚めし」を3杯食べると1杯を無料にするサービスを開始。「ポスト牛丼」で、一歩も譲らない構えだ。
 吉野家は、2月の既存店売上高が前年同月比20・9%減と大幅に落ち込んだ。同社は2月11日で牛丼販売を中止したが、その後の新メニューが決め手に欠けたほか、他社が既に主力とした豚丼への本格参入が3月から、と出遅れたのが響いた。
 豚丼「250円セール」初日に、東京・有楽町店でPRに努めた安部修二・吉野家社長は「世の中に出回っている(豚丼の)中で、質は一番高い水準にあると自負している」と強調。期間中は他の新メニューの販売を中止して豚丼の浸透と巻き返しを狙う。(共同通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040311-00000161-kyodo-bus_all