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2004年03月09日(火) 13時22分

<顧客データ流出>最大で30万人分 ジャパネットたかた毎日新聞

 通販業界最大手のジャパネットたかた(本社・長崎県佐世保市)の顧客データ流出問題で、同社の高田明社長が9日会見し、データの一部が外部に流出していたことを認めるとともに、流出数は最大で約30万人分に上る可能性があることを明らかにした。高田社長は「自身の信条としてお客様を大事にする姿勢を貫いてきたが、責任者として管理不行き届きを深くおわびしたい」と謝罪し、9日からテレビとラジオのショッピング番組の放送を自粛したことも明らかにした。

 説明によると、毎日新聞の照会を受けて流出を確認したのは94年7月〜98年7月の顧客149人分の名前、性別、住所、電話番号、生年月日、年齢。毎日新聞が照会したリストは五十音順に並んでおり、当時の顧客リスト292人分のうち生年月日のある人(149人)を抜き出した形になっていた。このため、同社はこの期間の顧客約66万人のうち、生年月日を把握している約30万人について流出した可能性があるとしている。

 同社は流出経路の内部調査を進めているが、盗難の可能性もあるため、高田社長は刑事告訴することを明らかにした。【川名壮志、倉岡一樹】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040309-00001049-mai-soci