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2004年03月04日(木) 00時00分

<茶況>がん細胞の血管を抑制 県立大で研究発表(3日) 東京新聞

 静岡市の県立大で3日、茶の生命科学の先端研究発表があり、同大の太田敏郎助手(38)は、茶のエピガロカテキンガレート(EGCG)に、がん細胞の血管を作る力を抑える働きがあることを紹介した。

 がん細胞は大きくなると血管からがん細胞をつなぐ新しい血管を作って栄養を補給、増殖する。太田助手らの研究チームはマウスにがん細胞を移植し、濃度の異なるEGCGを加えた餌を移植前後に食べさせた。この結果、EGCGの濃度が高いほど、新しく生まれる血管を抑えることが分かった。

 海外の研究でがん細胞の1つの新生血管誘導分子がカテキンによって働きが抑えられることは分かっているが、今回の研究はがん細胞は多くの血管誘導分子を持つことから、複合的な抑制力があることを初めて実証した。

 太田助手は「がん細胞は血管から栄養が届かないと大きくならないので、がん予防効果があると言える。ただ、効果のあるEGCGの濃度が濃く、お茶を飲むだけでは取りにくい。ほかの食品で同様の効果がある成分を見つけ、茶と組み合わせた健康食品を開発したい」と話す。(松本利幸)

 袋井・森 新茶期に向け、茶商などは情報交換を密にしている。

 掛川・小笠 指導機関は、カンザワハダニなどの発生に気を付けるよう呼び掛けている。

 島田 農家は一茶に向けた茶園管理作業に忙しい。

 榛原・相良 茶園では春の管理作業が進む。園相は良好。

 金谷・三川根 茶園では施肥など新茶に向けた春の管理作業が進んでいる。

 藤枝 春の1回目の肥料投入をした茶農家は最近の適度な雨によって効き目が高まるとみている。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/siz/20040304/lcl_____siz_____005.shtml