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2004年03月04日(木) 13時37分

不正アクセス摘発、38%増の145件読売新聞

 昨年1年間に、全国の警察が摘発したコンピューターへの不正アクセス事件は、前年より38・1%(40件)増えて145件だったことが、警察庁のまとめでわかった。

 他人になり済ましてネットワークに侵入する手口がほとんどで、悪用されたパスワードはIDから簡単に推測できるものが目立った。

 一昨年12月から昨年1月にかけて、茨城、広島両県警に詐欺容疑などで逮捕された広島市の会社役員の男(32)ら6人は、インターネット・オークションサイトの会員のIDを利用し、携帯電話やパソコンを競売にかけることを装い、全国の約390人から総額約1200万円をだまし取っていた。ネットオークションでは、出品者の信用度の目安として取引の実績を示す情報が公開されており、そこには出品者のIDも掲載されている。

 警察庁によると、昨年、不正アクセス禁止法違反で摘発された145件のうち、他人になり済ましたのは141件。IDから推測されるパスワードが利用されたケースが、確認されただけで77件に上った。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040304-00000004-yom-soci