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2004年02月28日(土) 00時00分

聖ウ学院元職員の流用 2億先物に東奥日報

 二〇〇二年十一月に発覚した学校法人八戸聖ウルスラ学院(八戸市)の元幹部職員による法人の資金流用問題で、同法人が同年四月十七日付で県に提出した「事故報告書」の一部が、本紙の情報公開請求に基づき二十七日、開示された。それによると、元職員は先物取引のために同法人の資金を流用し、被害総額は約二億円に達する−としている。被害額について同法人はこれまで「約千九百万円の流用が判明。その他は調査中」と説明してきたが、報告書提出は問題発覚の約七カ月前で、この時点で同法人は約二億円という被害額を把握していたことになる。

 事件の概要について報告書は「元職員は〇一年六月、理事長のカナダ出張中に、夏の賞与支給との理由で理事会決議録を偽造するなどし、金融機関から借り入れ、先物取引に流用した」などと説明。さらに「本人によると、一九九六年から自己資金で先物取引を始め、自己資金で間に合わなくなると次々と先物取引のために流用着服したことが判明。被害総額は約二億円に達する。本人は事実をすべて認め、(〇二年)三月十三日辞表を提出。同月三十一日付退職」としている。

 報告書は元職員の氏名や職名、借入先、借入金額などは黒塗りで開示された。

 同報告書については、問題が発覚した〇二年十一月当時、本紙が県に対し公開を請求した。しかし、「一部開示」の決定に法人側が異議を申し立てたため、情報公開審査会が審査、このほど「理由がない」として異議申し立てを棄却し「開示すべき」の決定をした。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2004/0228/nto0228_10.html