2004年02月27日(金) 16時01分
住基ネットのプライバシー侵害認めず=住民の請求棄却、初の司法判断−大阪地裁(時事通信)
住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)によりプライバシーを侵害されたなどとして、大阪府内の住民58人が大阪市など8市を相手に、国家賠償法に基づき一人当たり5万円の慰謝料を求めた訴訟の判決が27日、大阪地裁であった。
中村隆次裁判長は「11ケタの住民票コードは無作為に作成され何度でも変更できるため、プライバシーが侵害されたとは認められない」などと述べ、原告の請求をすべて棄却した。住基ネットの違法性が問われた訴訟で、司法判断が出たのは初めて。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040227-00000666-jij-soci