2004年02月27日(金) 00時00分

運賃１０円を余分に回収 相鉄プログラムミス （東京新聞）

　相模鉄道は二十六日、自動改札機のプログラムのミスにより、湘南台駅など三駅で、鉄道共通乗車カードシステム「パスネット」を使った乗客から、誤って運賃を十円余分に回収していた、と発表した。八百五十八人が影響を受けたとみられ、被害総額は八千五百八十円。相鉄は二十七日から対象者に返金する。

　相鉄は、湘南台駅で小田急線と連絡している。小田急から乗り継いで、相鉄線の初乗り区間（ゆめが丘、いずみ中央）で下車した利用者には、十円分の「乗り継ぎ割引」が適用される。

　しかし、湘南台駅の自動改札機六台のうち、昨年六月に設置された二台に割引プログラムが入力されていなかった。今月二十一日、利用者の指摘で発覚した。プログラムは二十四日に修正した。

　同社は二十七日から、全駅で謝罪ポスターを張り、返金を行う。問い合わせはフリーダイヤル＝電０１２０（１０）２０２５＝へ。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20040227/lcl_____kgw_____004.shtml