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2004年02月26日(木) 14時37分

ヤフー情報流出、海外アドレスで偽装し脅迫メール読売新聞

 インターネット接続サービス「ヤフーBB」の加入者情報流出事件で、サービスの運営母体「ソフトバンク」に電子メールで現金を要求し、恐喝未遂容疑で逮捕された木全泰之(きまた・ひろゆき)容疑者(31)(愛知県岩倉市)が、匿名性の高い海外の電子メールアドレスを使い、愛知県内の家電量販店のパソコン体験コーナーから脅迫メールを送信していたことが、警視庁捜査1課の調べでわかった。

 ソフトバンク側は木全容疑者の二重三重の偽装工作に対抗するため、調査チームを結成、メールにわずかに残った情報から木全容疑者を割り出し、警視庁に情報提供していた。

 警視庁捜査1課やソフトバンクによると、木全容疑者は先月17日、同社の顧客対応部署に「fuu fuu」という名で、104人分の加入者情報のリストを添付した電子メールを送信。さらに今月6日まで計4回にわたりメール送信を続け、100万人分のデータを入手したとして、1000万円を要求していた。

 同社では、最初のメールから、社内のシステム担当社員数人の調査チームをつくり、追跡調査を開始。その結果、送りつけられたメールは、匿名で取得できる海外ソフト会社のメールアドレスが使用されていたことや、不特定多数が利用できる愛知県内の家電量販店のパソコン体験コーナーから送信されていたことが分かった。

 海外ソフト会社からのアドレス取得時に申請した名前は偽名だったが、最初のメールに添付されていた加入者情報リストを詳細に調べたところ、リストの作成者として「KIMATA」の表記が残っていることを発見。これがきっかけになり、ヤフーBBの会員だった木全容疑者の関与が浮上し、昨年6月までの1年間、ヤフーBBの加入者から相談や苦情を受け付ける名古屋市内の同社関連部署に人材派遣会社から派遣されていたことも判明。同社は先月下旬、捜査1課に「fuu fuuは木全容疑者」と伝えた。

 捜査1課は、木全容疑者の自宅から、数十万人分の加入者情報が記録されているとみられるフロッピーを押収、分析している。

 調べに対し、木全容疑者は、「自宅前の公園でフロッピーを拾った」と供述しているが、捜査1課では、加入者情報にアクセスできる立場を悪用して情報を引き出していた疑いが強いとみて調べている。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040226-00000406-yom-soci