カップめんに「油」加えて熱湯注ぐと漏れることも農水省が発表、業界団体が注意呼びかけ（ZAKZAK）

2004年02月26日(木) 00時00分

　農水省は２５日、カップめんなどに使われている発泡ポリスチレン製の容器に、市販の「シソ油」や「エゴマ油」を加えて熱湯を注ぐと、容器が変質して薄くなって底から熱湯が漏れる可能性がある、と発表した。業界団体などは消費者に注意を呼び掛けている。

　同省によると、問題が生じるのは健康食品コーナーなどで売られている「シソ油」などを加えた場合で、「容器に掲載された通常の利用方法ならば問題はない」という。

　カップめんの製造業者でつくる日本即席食品工業協会は「お湯を注ぐだけでは容器が変質することはない」とした上で、容器記載の調理方法を守るよう呼び掛けている。原因が判明し次第、問題の使用方法を禁止する注意書きを容器に記載するなどの対策を検討するとしている。

ZAKZAK 2004/02/26

悪のニュース記事