悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2004年02月25日(水) 22時14分

「防火壁」の機能強化 MS社、OS修正ソフト配布へ朝日新聞

 米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長は24日、同社がソフトの安全性強化策の目玉の一つに位置づけている基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」向け修正ソフト「サービスパック2(SP2)」の中身を明らかにした。パソコンを外部の攻撃から守る機能や、ネットを閲覧する際に広告が勝手に表示されるのを防ぐ機能などが含まれている。

 ゲイツ会長はサンフランシスコで開催中のコンピューター安全対策展示会で講演し、安全強化面での同社の方針を説明した。

 SP2では、ハッカー攻撃からパソコンを守るファイアーウオール機能が、最初から作動する仕組みになる。ネット上のゲームを楽しむ際などに、一時的に防御力を弱める操作も簡単になる。

 ネット閲覧ソフト「インターネット・エクスプローラー」には、特定のウェブサイトで勝手に立ち上がる「ポップアップ広告」を防ぐ機能が付け加えられる。

 また、利用者がパソコンの安全状況を一覧できる「セキュリティー・センター」機能が組み込まれ、ファイアーウオール機能、ウイルス対策ソフトの状態、ソフトが最新版に更新されているかどうか、の操作が簡単にできるようになる。SP2は、今年6月までに、XP利用者向けに無料で提供される見通しだ。

    ◇

 マイクロソフト日本法人は25日、基本ソフト(OS)などの安全面での弱点の指摘を、日本語で受け付ける窓口をネット上に開設した。これまでは米本社のウェブサイトで英語しか受け付けていなかった。ウイルス侵入や不正アクセスに弱い部分について、より広く情報を求める。

(02/25 20:47)

http://www.asahi.com/business/update/0225/109.html