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亀井農相は２４日の記者会見で、米国のテキサス州で毒性の強い鳥インフルエンザが確認されたことを受け、「全米からの鶏肉の輸入停止を継続する」と表明した。
停止期間は（日米間で取り決めている防疫上の措置に基づいて）「清浄性が確認され、９０日間が経過するまで」としており、米国からの鶏肉の輸入再開は早くても５月下旬となる見通しだ。
農水省はデラウェア州で鳥インフルエンザが確認された今月７日夜から米国産鶏肉の輸入を一時停止している。その後、ニュージャージー州など他州でもウイルスが検出されたが、毒性が弱ければ発生州以外は輸入停止措置を解除する予定だった。
米国からの鶏肉輸入量は４万９５７０トン（２００２年度）と、全輸入量の１０・０％に相当している。