2004年02月21日(土) 20時03分

鳥インフルエンザ　県、養鶏場で立ち入り調査　／滋賀（毎日新聞）

　山口県に続き大分県でも鳥インフルエンザの発生が確認されたことを受け、県は再び、養鶏農家の集中地区や大規模な養鶏場での緊急立ち入り調査を始めた。２４日までに家畜保健衛生所（近江八幡市西本郷町）の職員が養鶏農家２３戸を訪れ、鳥の様子や消毒が徹底されているかを調査し、首が曲がったり下痢をするなど異常があった場合にはすぐに通報するよう求める。県によると、２０日時点で異常は見つかっていないという。
　永源寺町市原野の布引高原養鶏組合（西田正組合長）の養鶏場ではこの日、頭から足元まですっぽり白い防疫服に身を包んだ職員が、責任者から聞き取り調査と外観観察を行った。西田組合長は「変化はみられない。消費者からの苦情もないが、同業者の関心は高い」と話していた。
　県は今年１月２１〜３０日にも、県内の養鶏農家７２戸すべてと趣味などで飼育している１０２戸に立ち入り調査を行い、異常がないことを確認している。　【斎藤和夫、森田真潮】（毎日新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040221-00000006-mai-l25