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2004年02月15日(日) 00時00分

『牛肉食べない』2割 BSE問題で都調査 東京新聞

 米国で牛海綿状脳症(BSE)の牛が発見された問題で、二割近くの都民が牛肉を食べるのをやめたことが、都生活文化局のアンケートで分かった。「輸入肉を食べない」と決めた人も多く、BSE問題が都民の食生活に深刻な影響を与えていることが明らかになった。

 アンケートは、先月末から今月上旬にかけ、都民ら五百人を対象にインターネットを通じて実施した。米国BSE問題の発生後、牛肉や牛肉製品を食べることについて「変わった」と答えた人は全体の約57%に上り、「変わらない」約43%を上回った。

 「変わった」と答えた人のうち、「牛肉や牛肉製品を食べなくなった」人は約32%で、回答者全体の約18%に達した。また、「変わった」人のうち約35%が「生産国を確認して食べる」、約24%が「国産牛のみを食べる」とそれぞれ回答した。

 BSE問題については、約97%が「関心がある」と答えた。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20040215/lcl_____tko_____000.shtml